私たちのマイホームは、1階に寝室、2階は子ども部屋が2部屋のみという「半平屋」風の間取りです。
平屋にあこがれてはいましたが、予算オーバーだったのと、水害の心配があったので、2階建ての家を希望しました。
2階建ての家で、主寝室は2階にあるのがスタンダードですが、平屋に憧れを持っていた私たちは、最初からマイホームは1階を寝室にしようと決めていました。
同じように、2階建てのマイホームで1階を寝室にしようか迷っている人も多いのではないでしょうか。
ですが、下記の点について気になりませんか?
- マイホームの1階を寝室にしたときの住み心地はどうなのか
- マイホームの1階を寝室にした場合の注意点
結果から言いますと、1階の寝室、住み心地は最高!
2階建てのマイホームの1階に寝室をつくって大満足です^^
今回は、実際に2階建てのマイホームで、1階に寝室をつくった私たちの体験談をお話しします。
マイホームの1階を寝室にした場合の住み心地、実際どうなの?
マイホームで1階へ寝室をつくったきた私たち。
2階建ての場合の間取りの場合、主寝室のスタンダードは2階ですもんね。
費用が高くなってまでも、1階に寝室をもってきたのは、それだけ「利便性が高い」と感じていたから。
でも実際の住み心地や、費用対効果を考えたときにどうなんだろうかと気になりますよね。
今この記事を書いているときは、マイホームに住んで1年半になります。
1年半住んでみた感想ですが、マイホームの1階寝室は、最ッ高ですよ!
具体的にはこんなところが最高です^^
- 階段を使わないのが良い!
- すぐ寝られる環境が良い!
- ライフサイクルの変化に対応しやすい!
階段を使わないのが良い!
マイホームで1階に寝室がある場合、食事、家事、睡眠の生活すべてが1階で完結するので、老後に階段から落ちるリスクを減らせる。というメリットはよく聞きますよね。
しかし!ずぼら主婦の私の場合は、老後を待たずとも、階段を使わないで良いという恩恵を受けまくっています^^
我が家は、寝かしつけを終えたあとに、洗濯や洗い物などの家事をすることが多いのですが、寝室が2階の場合、1階に降りてくること自体がもう億劫でしかたありません。
その点、1階寝室の場合、階段を降りてくるということがないので、家事をやろう!というハードルがかなり低くなるんですよね^^
さらに、夜中に「のどが渇いた!」という時、ありませんか?
そんなとき、わざわざ1階に降りて、お茶を飲みにいくのってすごくめんどくさいですよね。
でものどは乾いてるし…。と、ダルイ体を引きずって1階に降りていかないといけないんですが、1階に寝室がある場合は、キッチンも近いので、そのわずらわしさもありません。
すぐ寝られる環境が良い!
これが、ずぼらな私にとって、本当にうれしいんですよ!(笑)
リビングでお酒飲んで、「ああ、すぐに横になりたい」と思ったら、寝室に行けば良いんです^^
リビングのソファーで寝落ちして、体がバキバキに…なんてことが、マイホームで1階を寝室にしたことにより、全くなくなりました。
家事に疲れて「ちょっとだけ休憩~」と思ったら、寝室のふかふかなベットへ直行できます^^
こんな環境、最高じゃないですか?(笑)
また、子どもが小さいときは、和室を寝室代わりに使う場合も多いと思います。
その場合、日中は布団を片付けなければなりません。(ずぼらな私はこれもめんどくさいと思ってしまう(笑))
そうなると、お昼寝させる時は、お昼寝用のマットを使うなどすると思います。
ですが寝室が1階にある場合は、お昼寝させる時も、子どもが眠そう!と思ったら、すぐに寝室に連れていけます。
夜と同じ環境で寝かしつけができるのも良いですね^^
子どもの気配を感じられるのが良い!
寝室で寝かしつけたあと、見守りカメラなどで様子を見ながら家事をしているママさんも多いと思います。
うちは、そういったものは使ったことはありません。
リビングと寝室が近いので、家事の途中でもこまめに様子を見に行くことができますし、少しでも泣いたりすればすぐ聞こえるからです。
特に寝返りを練習中の赤ちゃんは、目を離せられません。
寝ている間になにかあってもすぐ駆けつけられるのも大きいですよね。
ライフスタイルの変化に対応しやすい
マイホームの1階を寝室にした場合、子どもの様子を見ながら家事をするのにとても効率が良いというのは、前述とおりです。
しかし、自分や家族の介護が必要になった時も、1階に寝室があるのは、とても使い勝手が良いと思います。
先日、夫が体調を崩したときに、それを実感したのです。
夫の世話をするのに、寝室とリビング(キッチン)が同じ1階だというのは、とても利便性が高かったんです。
また、体調の悪いなか階段をつかうのは、かなりキツイと思うのですが、我が家は1階に寝室があるので、そもそも階段を使うタイミングがないので、その点も利点でした。
これが、長期にわたる介護の場合だったら?ということを考えました。
寝室が2階の場合、当事者や介護する側の負担も考えると、寝室は1階にもってくる必要がでてきます。
場合によってはリフォームも考えなければいけないかもしれません。
しかし1階に寝室があれば、もともと生活のすべてが1階で完結しているため、介護状態になったからといって大きく変える必要はありません。
このようにマイホームの1階に寝室がある場合、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるといえます。
マイホームの1階を寝室にした場合の注意点
マイホームの1階を寝室にした場合の注意点について、体験談をお話しします!
具体的には下記が挙げられます。
しかし、それを上回る利点や、工夫をすれば解決できることも多いので、ぜひ参考にしていただきたいです!
- 建築費用が高くなる
- 生活音やプライバシーの問題
- 子どもだけが2階で寝ることになる
建築費用が高くなる
マイホームの1階を寝室にした場合、1階の施工面積が広くなりますので、高くなります。
屋根と基礎などが増えれば増えるほどコストがかかります。
我が家のように、子ども部屋を2階にして「半平屋風」にすると、平屋よりはコストダウンできます。
また我が家の場合、和室をあきらめて、そのぶんを寝室にしたので、大幅なコストアップにはなりませんでした。
マイホームに和室なしを選択した我が家の体験談はコチラです

1階に寝室がある利便性は、身をもって体験しています。
そのうえで、コストと利便性を天秤にかけた場合、コストがかかっても、マイホームで1階を寝室にしてよかったと思いました!
生活音やプライバシーの問題
マイホームの1階に寝室がある場合、リビングや水回りが近いという利点がある一方、生活音がうるさい・プライバシーがないなどという欠点もあります。
そのため、寝室の場所はかなり工夫が必要です。
我が家の場合、資金面の問題もあり、妥協してリビングの真横が寝室になりましたが、これは全くおススメしません。
リビングの生活音は、かなり聞こえます。
そのため子どもを寝かしつけたあと、リビングでテレビを見るときの音量など気をつけなければなりません。
また、プライベートな空間がリビングの真横というのもプライバシーの面からいうと微妙です。
友達が遊びに来た時に、友達の子どもがリビングにある寝室のドアを開けてしまったので、寝室が丸見えになってしまって、少し気まずかったです…。
その後、我が家は寝室のドアに鍵をつけました。
来客があると、寝室のドアの鍵を閉めて、プライバシー対策をしています。
我が家は妥協したので、解決できなかったものもありますが、生活音やプライバシーの問題は、間取りを工夫すれば解決(改善)改善できるんですよね。
具体的には、廊下をつくったり、寝室を独立した場所に寝室を作るといったことです。
そうすると、生活音はかなり軽減され、プライバシー問題も解決されます。
子どもだけが2階で寝ることになる
2階建てのマイホームで、1階に主寝室がある我が家の場合、2階には子供部屋しかありません。
うちの子どもたちはまだ未就学児なので、1階の寝室で家族みんなで寝ています。
1人で寝るようになるのは小学生くらいでしょうか?
わたしたちの寝室が隣り合っていないので、2階は子どもだけになるという不安はあります。
でも思春期になれば、子どもたちにとっては利点なのかもしれませんよね。
我が家は、あえてトイレは2階には作りませんでした。
こうすることで、1階に降りてくる機会をつくって、子どもたちが2階に籠ってしまうのを阻止しています^^
さらに防犯面を強化する必要性も感じています。
2階も強化ガラスにする、またはシャッターをつけるという対策があれば、なお安心ですよね^^
まとめ
今回は、実際に2階建てのマイホームの1階に寝室をつくった、私たちの体験談をお話ししました。
コストが高くなるので、悩まれている方も多いと思います。
ただ、マイホームの1階を寝室にして実際に暮らしてみると、本当に利便性が高いんですよね。
日々の暮らしの中で「ああ、1階に寝室にあってよかったなあ」と思うことも多いです。
今回は、マイホームの1階を寝室にした場合の注意点も、体験をもとにお話ししました。
ただ、どの項目においても対策を講じることができるんですよね。
2階建てのマイホームで1階を寝室にするという選択は、私にとって大正解でした^^
皆さんもぜひ、1階に寝室をつくるということを検討してみてはいかがでしょうか?
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